國內外の記者のリクエストに応じて、両會(全國人民代表大會および全國政治協商會議)の報道センターは14日午前10時人民大會堂?チベット庁で、自治區人民代表大會常務委員會の熱地主任(全國人民代表大會(全人代)代表、チベット自治區常務委員會常務副書記)、チベット自治區の列確主席(全人代代表)、ラサ市の洛桑江村市長を迎えて記者會見を行い、チベットの発展の現狀や記者が関心を寄せる問題などについての質疑応答が行われた。
熱地主任はインタビューの席で、2000年の自治區內総生産(GDP)は116億5千萬元、GDP成長率は10.7%となったと説明し、以下のように述べた。
農業では13年豊作が続き、食糧の生産量は94萬6700トンとなり、食糧、油、食肉などの自給がほぼ実現できた。また農民の純収入は1325元、第8次五ヵ年計畫末期よりも50.9%増加した。都市部住民の平均可処分所得は6385元、年平均9.8%ずつ伸びている。文化?教育?衛生分野の各事業も全面的に発展し、就學年齢に達した児童の入學率は85.8%、ラジオ?テレビ普及率はそれぞれ77.8%、76.2%となっている。対外開放も絶えず拡大し、2000年には同自治區全域を訪れた國內外の観光客は延べ56萬5千人、そのうち海外からの旅行者は13萬9千人に上った。