國家統(tǒng)計局が7日発表した報告によると、中國では建國からの約60年間に外貨準(zhǔn)備が約1萬4千倍増加した。かつて長期にわたり外貨不足に悩んでいた中國は、今や世界一の外貨準(zhǔn)備を擁する「外貨準(zhǔn)備大國」だ。中新網(wǎng)が伝えた。

同報告によると、中國の外貨準(zhǔn)備は1952年はわずか1億3900萬ドル、78年もわずか1億6700萬ドルで、改革開放初期には外貨準(zhǔn)備が不足する情況がほとんど解消されなかったことがわかる。だが改革開放の進展にともない、不足していた外貨準(zhǔn)備は次第に豊富になり、90年には100億ドルを超えて111億ドルに達し、96年には1千億ドルを超えて1050億ドルに達した。2006年には1兆ドルを超えて1兆663億ドルに達し、日本を抜いて世界一の外貨準(zhǔn)備保有國となった。08年にはさらに1兆9460億ドルに増え、引き続き世界一の座を保った。

また同報告によると、建國からの60年間に、國內(nèi)総生産（GDP）の一人あたり平均は32.4倍増加し、中國は低所得國から脫して、中の下の所得國に飛躍した。國の財政収入は985倍増加し、経済?社會の発展をめぐる政府の調(diào)整能力がますます高まった。

「人民網(wǎng)日本語版」2009年9月8日