中國消費(fèi)者の財テク習(xí)慣の調(diào)査によると、中國都市部の家庭の収入と資産は大きく成長しているものの、都市部家庭の43%には長期的な財テクプランが欠けている。「新華網(wǎng)」が伝えた。
今回の調(diào)査プロジェクト「中國消費(fèi)?金融の現(xiàn)狀と投資家教育」はシティグループのスポンサーによって精華大學(xué)が行った。調(diào)査期間は3年間にわたり、清華大學(xué)とシティグループの「金融教育研究プロジェクト」の重要な一部となる。
この調(diào)査では08年、全國15都市の2095戸が訪問調(diào)査を受けた。消費(fèi)者の財テク習(xí)慣や財テクプラン、財テク教育のニーズなどが調(diào)査內(nèi)容となった。調(diào)査が行われた都市は、北京?上海?広州?武漢?成都?ハルビン?長沙?西安?ウルムチなど。この結(jié)果、中國都市部の家庭の43%で長期的な財テクプランが欠けていることがわかった。
調(diào)査によると、調(diào)査を受けた家庭の86%が住宅を持っていると答えた。不動産価格が高くなっていることから、都市家庭の資産は平均60萬7800元にのぼった。
都市家庭の株式とファンドの保有率は比較的低く、26.64%と15.82%だった。現(xiàn)金保有と貯蓄は依然として、家庭資産の中心的な形となっている。主要な収入源は固定給であり、都市家庭の総収入の半分近くを占めた。調(diào)査を受けた60%の家庭がボーナスや補(bǔ)助金の収入があるとし、32.21%はその他のビジネス収入があると答えた。前者と後者が家庭総収入に占める割合は11.93%と18.61%だった。08年の一戸當(dāng)たりの支出は3萬3200元で、そのうち飲食費(fèi)が38.14%、水道?電気?ガスなどの公共料金と衣類への支出が15.34%だった。
この研究プロジェクトでは、1萬戸を超える中國人家庭に対する調(diào)査が3年間で行われる。業(yè)界の監(jiān)督者や関係者も訪ね、金融サービス業(yè)の発展傾向に対する見方や意見を聞くことにしている。
清華大學(xué)経済管理學(xué)院の銭穎一教授によると、この研究プロジェクトは始まってから1年にすぎないが、意義深い多くの結(jié)果が得られた。現(xiàn)在の都市家庭の金融?消費(fèi)行為を理解する助けとなるだけでなく、政府や管理者が重要な政策を制定するのに役立つ參考ともなる。
「人民網(wǎng)日本語版」2009年9月29日