上海市人民政府新聞弁公室は4日、上海ディズニーランドの建設(shè)を政府當(dāng)局が認(rèn)可したと発表した。これは10年以上にわたって交渉してきた上海ディズニーランド建設(shè)の新たな苦難の幕開けといえる。上海ディズニーランドの具體計(jì)畫や投資規(guī)模、それに住民の立ち退きをはじめとする作業(yè)は依然大急ぎで進(jìn)められている。認(rèn)可が下りてからある程度のテーマパークの形ができるまで、少なくとも4、5年はかかるだろう。この間、上海ディズニーランドは3つの懸念材料の答えを出さなければならない。東方早報が伝えた。

懸念１：どう黒字を出すか？

ディズニーランドは世界で最も建設(shè)コストがかかるテーマパークとして知られる。1983年フランス?パリに建設(shè)されたディズニーランドの総工費(fèi)は44億ドル、アジア第1號の東京ディズニーランドにはあわせて7000億円近くがつぎ込まれた。2005年にオープンした香港ディズニーランドの初期投資額は35億ドル、今年9月に62億香港ドルの拡張投資が発表された。一方、過去最大のディズニーランド建設(shè)が予定されている上海ディズニーランドの投資予算額は100億元を上回る見通しで、この投資をどう取り戻すかに各界の注目が集まっている。

中國には、▽建設(shè)コストが相対的に低いことが上海予算投資額の大きなメリットとなる▽大陸部の1千萬人単位の入場客がチケット収入を確保してくれる▽これまでに5つの國際的なテーマパークの運(yùn)営経験があるため、文化が「風(fēng)土に合わない」という問題をすぐに克服できる--といったプラスの面がある。

しかし、こういった要素が黒字を確保してくれるとは限らない。ディズニー社は今年7月末、第3四半期の業(yè)績報告で、経済危機(jī)の影響を受け、世界のディズニーランドの純利益が19％の5億2100萬ドル減、売上収入は9％の27億5000萬ドル落ち込んだと発表した。が、各ディズニーランドによってその狀況はそれぞれ異なる。

ディズニーブランドによって建設(shè)コストを取り戻し、かつ黒字を出すために、上海ディズニーランドは建設(shè)と経営過程でできる限りコストを抑え、より魅力的なコンテンツを盛り込んでいく必要がある。