2009年に上海のGDPが初めて香港を上回ったことが、今年の「両大會(huì)（全國(guó)人民代表大會(huì)と全國(guó)人民政治協(xié)商會(huì)議）」で話題となっている。

香港特別行政區(qū)行政長(zhǎng)官の曾蔭権氏は3月5日、「両大會(huì)」の會(huì)場(chǎng)の外で香港メディアの取材に応じた際、「香港と上海は相互補(bǔ)完性の強(qiáng)い都市であるため、上海のGDPが香港を上回ることは香港の脅威にはならない。ともに発展のチャンスを見(jiàn)出すことが最も重要である」と述べた。

全國(guó)人民代表大會(huì)代表、上海市市長(zhǎng)の韓正氏は3月7日、上海と香港の２つのディズニーランドは競(jìng)合関係になるかという質(zhì)問(wèn)に対し、「上海と香港は『兄弟』であり、協(xié)力関係である」と答えた。

専門家は、港灣貨物取扱量と株式市場(chǎng)の時(shí)価総額に続き、上海のGDPも香港を上回ったことは、2つの都市間の競(jìng)爭(zhēng)が激化しつつあることを示しているが、上海と香港の間の協(xié)力関係は依然として最も深いものであると見(jiàn)ている。

「チャイナネット」　2010年3月8日