▽1人當りの平均所得は日米に遠く及ばない
米シカゴ?トリビューン紙は、中國が世界第二の経済體になったのは、この30年の急速な経済発展の結果であり、1千萬人以上が貧困から抜け出したためだと報じた。
中國はこの30年、急速な経済成長を続け、経済力で05年に英國とフランスを、07年にはドイツを抜いた。経済成長により、中國は國際舞臺での政治的な影響力も強め、富國と発展途上大國からなるG20の主要メンバーとなった。
しかし、中國はGDPの數字上では日本を抜いたが、1人當たりの平均年収は3800ドルにすぎず、依然として米國や日本との差は大きいとも指摘されている。
イランのメディアは「國連は最近の報告で、中國が日本を抜いて世界第二の工業製造大國となったと発表されたが、中國の1人當たりのGDPは世界92位で、日本に遠く及ばない」と報じた。
「人民網日本語版」2010年8月4日