第6回中國國際輸入博覧會(輸入博)が11月5-10日に國家會展センター(上海)で開催される。新型コロナウイルスの発生後で初めて、オフライン展示が全面的に再開される。初の輸入をテーマとする國家級見本市である輸入博は、中國が新たな発展構造を構築するための窓口に、高水準開放を促進するための場に、世界が共有する國際公共財になっている。
第1回輸入博は2018年11月に上海市で開かれた。その後毎年の11月に輸入博は予定通り開催され、企業などの各方の交流?協力を促進する重要な場になった。
統計によると、第1-5回輸入博では131の國及び國際機関が國家総合展に參加し、約2000の新製品?新技術?新サービスを初公開した。累計意向成約額は3500億ドル弱。
第6回輸入博の開幕まで殘すところ1カ月を切ったが、各種準備作業が秩序正しく進められている。今年の開催期間中に、國家展はオフライン開催を全面的に再開し、主賓國を設ける。同時に中國パビリオンの展示面積は1500平方メートルから2500平方メートルに拡大。中國の高水準開放及び高品質発展促進の最新の成果を重點的に展示し、「自由貿易試験區建設10周年成果展」を設置する。現在すでに60以上の國が出展を確認している。世界貿易機関、國連工業開発機関、國際貿易センターなどの國際機関も出展を確認済み。企業展ではすでに約3000社が出展契約を交わしており、展示面積は36萬平方メートルを超える。
より開放的な中國はより多くの外資を集めている。データによると、今年1-8月に中國で新たに設立された外資系企業は前年同期比33%増の3萬3154社だった。製造業の実行ベース外資導入額は前年同期比6.8%増の2399億5000萬元。
商務部の盛秋平副部長は、「今後は自由貿易區外商投資ネガティブリストを合理的に簡略化する。同時に越境サービス貿易ネガティブリストを発表し、全國の持続的な開放拡大をけん引する」と述べた。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2023年10月16日