テスラのグレース?タオ（陶琳）世界擔(dān)當(dāng)副総裁は22日、取材に対して「中國には、世界の他の市場とは比べものにならない強(qiáng)みと広大な將來性がある。中國市場はテスラにとって『はずせない選択肢』だ」と述べた。

　今年になって、テスラのように中國に工場を建設(shè)する外資系企業(yè)が増えている。多くの多國籍企業(yè)が実際の行動で、中國市場に「自信をもって1票を投じている」ということだ。今年1－11月に中國で新たに設(shè)立された外資系企業(yè)は前年同期比36.2%増の4萬8078社だった。世界経済の成長が鈍化し、地政學(xué)的な駆け引きが高まるにつれ、外部から見た中國市場はさらに魅力的になり、「中國への投資」が滔々たる主流になっている。

　中國に投資して工場を建設(shè)する外資系企業(yè)が多くなっただけでなく、中國側(cè)の資本受け入れ構(gòu)造も改善され続けている。外資系企業(yè)の対中投資の傾向を見ると、科學(xué)技術(shù)の比重が大きく、技術(shù)水準(zhǔn)が高く、研究開発を主とする方向に向かって進(jìn)んでいる。このことは、中國経済が必要とする質(zhì)の高い発展の方向性に合致している。

　また、國別の対中投資を見れば、一部の先進(jìn)経済國の対中投資の伸び幅が大きい。うち英國の対中投資は実行ベースで93.9%増、フランスは93.2%増、オランダは34.1%増、スイスは23.3%増、オーストラリアは14.3%増だ。西側(cè)メディアが騒ぎ立るいわゆる「外資の中國離れ」の論調(diào)が、西側(cè)諸國の動きによって虛偽と判明したことになる。外資にとって中國への投資は「チャンスに投資する」ことを意味する。中國市場は外資系企業(yè)の「選択肢の一つ」ではなく、「はずせない選択肢」なのだ。

　今年1－11月に、外資による実行ベースでの対中投資額が前年同期比10.0%減の1兆403億3000萬元（約20兆7000億円）だったことに注目する人もいる。しかし國連貿(mào)易開発會議（UNCTAD）がこのほど発表した「世界投資報(bào)告2023」によれば、今年は世界の外國直接投資が複數(shù)の要因の影響を受け、引き続き下押し圧力に直面している。このように、外資投資の規(guī)模の変動は世界的な問題だ。中國では関連政策が次々と打ち出されていく中で、中國に誘致される外資投資の規(guī)模と世界全體に占める割合は今後、さらに大きく伸びていくはずだ。

　ますます多くの外資系企業(yè)が中國に投資し、中國に根を下ろしていることは、何を物語っているのか。事実は、中國経済が回復(fù)し好転しつづけており、中國が依然として世界の投資が向かうホットな土地であることを示し、そして、「中國の次はやはり中國」であることを示している。

　CRIより　2023年12月24日