スペインのウェブサイトは6日、「電気自動車(EV)の消費ブームが、中國のエネルギーのモデル転換を加速中だ。中國人はEVの経済性に注目している。コスト削減と先進技術はEVの見所だ」と伝えた。
ブルームバーグ?ニュー?エナジー?ファイナンスの統計によると、中國の新エネ車保有臺數はすでに1800萬臺を超え、世界の約半分を占め、米國の4倍以上にのぼっている。EV普及が最も遅れている歐州諸國の一つであるスペインでは、道路上を走行するEVは約15萬臺のみと見積もられている。専門家は、EVは2026年に中國の新車販売臺數の過半數を占めると予想している。
EVは世界で需要が最も多い中國製品の一つで、多くの西側自動車ブランドから警戒されている。米デイトン大學のロバート?ブレザ教授はブルームバーグに、「はっきり言えるのは、EVが1臺生産されるたびにガソリン車が1臺減ることだ。中國のEVが今後10年も現在の成長率を保てば、世界の販売を獨占できるだけでなく、世界の化石燃料の消費にも決定的な影響を及ぼすだろう」と述べた。
GIS repostsのアナリストは、「中國の新エネ車の年間販売臺數は20-22年の間に130萬臺から680萬臺に急増した。中國のEV年間販売臺數は22年に8年連続で増加した」と述べた。
中國のEV産業の発展ペースはさらに5Gネットワーク拡大からのサポートを受けた。これはEV使用のデジタル化と、EVの公共交通及びタクシーサービスにおける普及を促進した。上述したアナリストは、「中國政府の高い実行力はどの國でも想像できないものだ」と述べた。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2024年1月9日