國際的な金価格が持続的に上昇している。巨豊投顧の高級投資顧問の遊暁剛氏は「証券日報」に、「現(xiàn)在の金価格に影響を及ぼしているのは米國の債務狀況の悪化で、債務増加も金価格上昇の重要な要素だ」と述べた。また複數(shù)のアナリストも今回の金価格の急伸について、海外市場のマクロ変動及びリスク回避ムードなどの各方面の要素によるものとした。
融智投資のファンドマネージャーの夏風光氏は、「今回の國際的な金価格の上昇は、米連邦準備制度理事會(FRB)の年內(nèi)の利下げ開始を背景とし、経済データ及びFOMCの時期をめぐる市場の度重なる喧伝の結果だ」と述べた。
FRBの利下げの時期は、金価格の推移に影響を及ぼす重要な要素とされている。ところが「証券日報」の取材に応じた複數(shù)のアナリストは、FRBによる予想以上の利下げの可能性は低いとの見方を示した。
金価格の上昇に伴い、消費者のゴールドジュエリーの消費の意欲も高まり続けている。金投網(wǎng)のデータによると、多くの一流金ブランドの金実物の価格が1グラムあたり645元を突破した。高額であっても消費者は金の購入を諦めていない。ある消費者は、「ゴールドジュエリーのデザインはますます若者向けになっており、多くのデザインを提供している。また価値を保つ金の機能も魅力的だ」と述べた。
「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」2024年3月8日