ハンガリー投資促進庁の責任者であるイシュトヴァーン氏はこのほど新華社の獨占取材で、「ハンガリーの2023年の対內直接投資額は130億ユーロで、前年より倍増した。うち中國からの投資が積極的な力を発揮し、ハンガリー経済の急速な発展を後押ししている」と述べた。
ハンガリー投資促進庁のデータによると、中國の昨年のハンガリーへの直接投資額は76億ユーロで、ハンガリーの対內直接投資額の58%を占め、1萬人分以上の雇用枠を創出した。中國は2020年ぶりにハンガリーにとって最大の外資導入先となった。イシュトヴァーン氏は次のように話した。
ハンガリーの良好なビジネス環境は中國企業の発展に便宜を図った。ハンガリーの法人稅は歐州では低めだ。またハンガリーは東洋と西洋の技術合流の架け橋として、西側自動車メーカーと中國バッテリーメーカーの協力と、各自の長所発揮を支えている。ハンガリーの地理的な位置、物流網の発展及び構成、労働力などの面の強みは、企業の投資の意思決定において重要な力を発揮している。
ハンガリー投資促進庁の重要な職能の一つは、ハンガリーの大量の労働力を殘している地域に新たな投資家を招くことだ。そのためハンガリー側は、BYDがハンガリー南部のセゲドでの工場建設を決定したことを非常に喜んでいる。
中國経済は力強い発展を続けるだろう。我々は中國がハンガリーへの投資をさらに拡大することに期待している。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2024年5月10日