中國と歐州を結ぶ國際定期貨物列車である中歐班列は25日午前8時40分の時點で、運行本數が計9萬本を超え、輸送した貨物量は870萬TEU、取引額は3800億ドルを上回っています。
中歐班列の年間運行本數は2016年の1702本からから2023年には1萬7000本と10倍近く増加し、年平均成長率は39.5%です。
中歐班列は2020年5月以降、48カ月連続で月間1000本以上の運行本數を保っています。貨物輸送は2016年の80億ドル相當から、2023年には567億ドルにまで増えました。貨物の種類は運行開始當時のノート型パソコン、プリンターなどのIT製品から徐々に増加し、衣料品や靴、帽子、自動車?部品、日用品、食品、木材、家具、化學工業製品、機械設備など53カテゴリーに及んでいます。
2023年以降、中國が製造した電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド車(PHV)、燃料電池車(FCV)などの新エネルギー自動車、リチウムイオンバッテリー、太陽光発電関連製品が中歐班列の輸送量増加に寄與する新たな成長分野になりつつあります。
現在までに、中歐班列は歐州25カ國の223都市、アジア11カ國の100以上の都市と結ばれ、サービスネットワークはユーラシア大陸のほぼ全域をカバーしています。(殷、坂下)
「中國國際放送局日本語版」より 2024年5月26日