最近になり、ある記者が商務(wù)省の報(bào)道官に対して「中國(guó)はEU産豚肉などに対する反ダンピング調(diào)査を開始すると発表した。これはEUの中國(guó)製電気自動(dòng)車に対する補(bǔ)助金調(diào)査の初裁決への報(bào)復(fù)措置だ。EU側(cè)は貿(mào)易摩擦のエスカレート、あるいは貿(mào)易戦の勃発を懸念している。報(bào)道官はこれをどう論評(píng)するか」と質(zhì)問しました。

　商務(wù)省の報(bào)道官は「中國(guó)とEUの現(xiàn)在の貿(mào)易摩擦の局面は、中國(guó)にとって目にしたくないものだ。中國(guó)は一貫して、雙方の指導(dǎo)者の共通認(rèn)識(shí)を堅(jiān)持し、二國(guó)間會(huì)談や世界貿(mào)易機(jī)関（WTO）第13回閣僚級(jí)會(huì)議などの多國(guó)が參加する場(chǎng)で、さまざまな方法を通じて、EUの機(jī)構(gòu)や加盟國(guó)などに対して中國(guó)の立場(chǎng)を絶えず明らかにし、開放的かつ協(xié)力的な態(tài)度を示し、対話と協(xié)議を通じて問題を適切に解決することを明確に求めてきた。中國(guó)側(cè)は一貫してWTOの規(guī)則に従い、貿(mào)易救済措置の発動(dòng)を慎しんできた」と説明しました。

　報(bào)道官はさらに、「殘念なことに、EUは貿(mào)易紛爭(zhēng)を絶えず発生させている。2024年になってからは、対中貿(mào)易投資制限措置31件を続けざまに発動(dòng)した。そのうち貿(mào)易救済措置は25件で、中國(guó)に対しての外國(guó)補(bǔ)助金條例（FSR）調(diào)査、國(guó)際購(gòu)買ツール（IPI）調(diào)査を始めるなどで、雙方の経済貿(mào)易協(xié)力を甚だしく妨害した。EUは絶えず貿(mào)易摩擦をエスカレートさせており、貿(mào)易戦爭(zhēng)を引き起こす可能性もある。責(zé)任は完全にEU側(cè)にある」と述べました。（任春生、鈴木）

　「中國(guó)國(guó)際放送局日本語版」2024年6月23日