中國産AAAタイトル「黒神話:悟空」が20日、世界で同時にリリースされた。世界的に有名なゲームプラットフォームの同時接続數が220萬人を突破し、歴代2位となった。同市場はこれまで主に海外のゲームメーカーに占められていた。
同時に関連する話題がSNSの検索ランキングに浮上している。ゲームの多くのシーンが山西省を舞臺としていることから、「山西旅行」などの検索が増えている。山西省文化?観光庁の公式アカウントで発表された複數の「聖地巡禮」動畫が注目されている。
山西省文化?観光庁広報処の張晴処長は、「『黒神話:悟空』は西遊記を題材としている。山西省はその豊富な歴史文化古跡で、ゲーム中での登場率が最も高い省になっている。このゲームは國內の36カ所を舞臺としているが、うち27カ所は山西省だ。ゲームの古剎、古塔、牌樓、石窟、石刻、彫塑といった大量のシーンのほとんどは、開発チームが山西省の古代建造物を再現したものか、デザイナーがモデリングしたもので、非常にリアルだ」と述べた。
ゲームの人気により、多くのプレイヤーが山西省の歴史文化と古代建造物に憧れを抱いている。あるネットユーザーは、これらのスポットを観光ルートにするよう提案した。
張氏は、「オンライン旅行プラットフォームのデータによると、ゲームのリリース日に山西旅行の注目度が急速に上がった。うち玉皇廟、崇福寺、小西天、鉄仏寺、雙林寺、応県木塔、鸛雀樓などのゲームの舞臺の人気が急上昇している。ネットユーザーは、孫悟空と共に山西を旅することに意欲的だ」と述べた。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2024年8月22日