75年前の新中國の工業は立ち遅れ、白紙に近い狀態だった。設備が古く、生産能力が低かった。日用品のうち、糸、布、マッチ、石鹸、小麥粉などしか生産できなかった。
中國製造(メイド?イン?チャイナ)は75年で、「作れない」「作れる」「良く作る」へと飛躍し、生産量で世界をリードするようになった。工業付加価値額は52年の120億元から23年の39兆9000億元に増加。全體規模で14年連続で世界一をキープしており、世界で産業分類が最も揃い、産業體系が最も整っている。500種の主要工業製品のうち4割以上の生産量が世界一。製造大國から製造強國に邁進中だ。
世界銀行のデータによると、中國の製造業付加価値額は2010年に初めて米國を抜き、世界一をしっかりキープしている。22年には世界の30.2%を占め、世界の工業経済成長の重要な駆動力になった。
輸入依存から全世界に輸出。より多くのより良い中國製造が世界に向かう。新中國成立當初、中國の輸出品のうち8割以上が初級製品だった。中國は09年より長年連続で世界の物品貿易において最大の輸出國の地位を維持している。輸出品の構造が持続的に最適化され、ハイテク?高付加価値商品市場で國際的な競爭力を大幅に上げている。機械?電気製品は23年の輸出額の58.5%を占め、うち自動車輸出臺數は522萬臺で初めて世界最大の自動車輸出國になった。
製造業のハイエンドイノベーションのブレイクスルーが続いている。有人宇宙事業、月探査事業、量子通信、有人深海潛水、電波望遠鏡、スパコンなどの科學技術成果が次々と生まれている。ビッグデータ、クラウドコンピューティング、IoTなどの次世代情報技術が製造業に深く浸透している。
スマート化モデル転換が深く進められている。インダストリアルインターネットが工業大分類のフルカバーを実現し、計算力の総規模が世界2位となり、産業ロボットの設置臺數が世界の50%以上を占めている。重點工業企業のデジタル化研究開発?設計ツールの普及率は80.1%で、重要工程デジタル制御率は62.9%。大型航空機、新エネ車、高速列車などのモデル工場の製品研究開発機関が約30%短縮され、生産効率が同時に30%弱上がった。
またイノベーション力は企業発展?成長のコアコンピタンスになっている。22年の全國の一定規模以上の工業企業のうち研究開発活動を行っている企業は17萬6000社で、00年比で9.2倍増加し、一定規模以上の工業企業に占める割合は同26.7ポイント増の37.3%。一定規模以上の工業企業の研究開発費は同38.5倍増の1兆9362億元で、研究開発投入強度は同1.2ポイント増の1.4%。
世界知的所有権機関は23年に、中國を世界最大の國際特許出願國として認定した。情報?通信技術の面で、中國の特許保有量は世界の14%を占めている。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2024年9月17日