ロシアのメディアが伝えたところによると、火星有人探査を想定したロシアのシュミレーション実験「MARS500」では、參加者が閉鎖された地上実験室で520日間を過ごし、宇宙船生活の完全なシミュレーションを行う。また、同実験に參加した10人の中から最終的に火星探査計畫に參加する6人が選ばれる。
実験の參加者は、これから1カ月間をかけて宇宙船の技術(shù)?構(gòu)造を詳しく理解し、食事などを體験した後、4月から「特殊な醫(yī)學(xué)條件下」で、520日間の「模擬飛行」を行う。実験の環(huán)境は、実際の「火星飛行」を忠実に模している。環(huán)球網(wǎng)が25日に伝えた。
「MARS500」プロジェクトは2010年春にスタートする予定で、ロシアから3人、ヨーロッパから2人、中國から1人が參加する。520日間のシュミレーション実験は3段階に分けられており、初めの240日間は、地球から火星までの飛行、次の30日間は火星地表での滯在、最後の240日間は地球帰還のシュミレーションとなっている。実験はロシア科學(xué)院生物醫(yī)學(xué)研究所とヨーロッパ宇宙局が共同で行い、実験資金は1500萬ドル。(編集SN)
「人民網(wǎng)日本語版」2010年2月26日