第78回國連総會は22日に、春節(舊正月)を國連の休日とする決議を全會一致で採択した。國連加盟國と國連事務局の職員から大歓迎され、積極的に支持された。
今や多くの國と地域が春節を法定休日としており、世界の約5分の1の人口がさまざまな形式で春節を祝っている。
國連駐在中國代表団の戴兵次席大使は、「春節を國連の休日にする中國の働きかけはグローバル文明イニシアティブの実踐で、世界の文明の多様性を提唱し尊重する実務的な行動だ。春節が正式に國連の休日になったことは、中華文明と東洋文化の伝播力と影響力を十分に示し、世界の異なる文明の交流と相互學習を促す。これは國連が提唱する、多元的で包摂的な文化の価値という理念を示す」と述べた。
広東省の客家地區を原籍とするタイの音楽教師の陳國立氏は、「これは國際社會の中國及び東洋文化への重視を示した。以前は西側の休日が世界の休日になったが、今や國際社會は中國と東洋文化の人類文明にとっての重要性を目にし、認めるようになってきている。これは東洋と西洋の文化レベルの相互尊重と理解を示しており、東西の民心相通ずと文化交流を促進する幸先の良いスタートだ」と述べた。
春節はベトナムの重要な伝統の祝日で、7連休となる。ベトナム人は通常、舊暦の12月上旬から春節の準備を始め、お正月用品や供え物を購入する。また部屋の掃除と飾りつけを行い、年畫を購入し春聯を貼る。幸運と祝福を意味する花も不可欠だ。