上海萬博事務方は12日、「10日から、上海萬博會場で治安作業がスタートする」と発表した。萬博期間中、治安部門は治安対策案に従って、會場內のパトロール、秩序維持、消防管理、案內、緊急対応に當たる。
公共治安を確保するため、會場には法律法規に違反する爆発物、燃えやすい物、放射物など危険物や規制器具などの持ち込みが禁止となる。また、日常的に使用する物でも、會場の秩序維持に適さない物は持ち込み禁止だ。さらに、「萬博入場注意事項」によると、ライター、マッチなど點火用器材、無線電気リモコン玩具などの無線電波発射設備、容器に入った飲み物、アルコール系飲料などの液體も持ち込み禁止となる。ただし、乳児に飲ませる液體ミルクと持病の薬の液體薬品は、必要な量の持ち込みは許される。
治安部門は、「観客が大量に入場すると想定して、安全検査の所要時間を計った結果、1人あたりの所要時間は18秒で、1時間に20萬人の入場が可能だ」とした。また、安全検査が迅速かつ円滑に行われるよう、攜帯品をできるだけ少なくするよう呼びかけている。
「中國國際放送局 日本語部」より 2010年4月13日