中國の月探査衛星「嫦娥二號」が1日に順調に予定軌道に載ったことを受け、アメリカの専門家は、中國が月探査衛星を再度打ち上げ、月周回調査を行ったことに重要な意義があるとの見方を示した。
アメリカの宇宙政策の専門家で、米海軍大學のジョン?ジョンソン教授は記者に対して、「嫦娥二號」により、中國は月探査プロジェクトの最終目標に向けて一歩進み、世界に中國の國力を見せたと語った。
ジョージワシントン大學の教授でもある宇宙政策研究所のログスドン元所長は、「嫦娥二號は中國によりゆたかな無人宇宙探査の體験をもたらした。中國は月探査プロジェクトを発展させることにより、世界の月探査クラブへの仲間入りを果たした」と語った。
「中國國際放送局 日本語部」より2010年10月2日