中國國家人口と計(jì)畫出産委員會(huì)の趙白鴿副主任は10日、デンマークのコペンハーゲンで開催されている地球溫暖化対策の國連會(huì)議、COP15で、人口問題を合意文書に組み入れるよう提案した。

趙白鴿副主任はこの日に行われた記者會(huì)見で「人口の管理は気候変動(dòng)の問題の解決に関連しており、中國は人口管理などの有効な措置を通じて、社會(huì)の長期的でバランスの取れた発展を?qū)g現(xiàn)できることを示している」と述べ、以下のように説明する。

「中國の人口発展戦略は、人口の問題にのみ注目しているのではなく、人口、経済、社會(huì)、資源、環(huán)境との協(xié)調(diào)や、持続可能な発展の促進(jìn)に注目しており、人口最多の発展途上國という基本的な國情から出発した中國は、人口と発展を総合的な政策決定とし、人口、資源、環(huán)境が協(xié)調(diào)した持続可能な発展の戦略を出している」

人口発展中長期計(jì)畫では、中國の総人口は2010年までに13億6000萬人以內(nèi)、2020年には14億5000萬人前後、21世紀(jì)中期のピーク時(shí)には約15億人前後に抑えるとしており、そのあとは次第に減少に転じ、一人當(dāng)たりの平均収入は中進(jìn)國レベルに達(dá)するとしている。

趙白鴿副主任によると、中國の出産率は30年前の5.8人から1.8人に下がり、過去30年では出生數(shù)が4億人減ったという。また今の一人當(dāng)たりの二酸化炭素の排出量を4.57トンとして計(jì)算すると、中國は毎年18億3000萬トンを削減していることになり、中國の人口管理は世界の気候変動(dòng)問題の解決に重要な貢獻(xiàn)をしている。

趙白鴿副主任は「気候変動(dòng)は簡単な環(huán)境や発展の問題としてだけではなく、総合的に人口や健康などの問題として枠組みに組み込まれるべきだ。そして全面的な手段で地球溫暖化に対応する必要があり、人類の福祉や持続可能な発展を最高目標(biāo)とすることが最もよい解決方法である」と述べこう指摘する。

「先進(jìn)國であろうと発展途上國であろうと、気候変動(dòng)に対応するためには、持続可能な発展戦略を制定しなければならない。中國の実踐経験により、人類の権益と責(zé)任は平等でなければならず、自分の権益を強(qiáng)調(diào)すると同時(shí)に自らの責(zé)任も強(qiáng)調(diào)すべきで、こうすることで調(diào)和の取れた社會(huì)が実現(xiàn)できる」

「チャイナネット」 2009年12月11日