外交部の定例會見で23日、秦剛報道官が記者の質問に答えた。
――秦報道官はさきほど、國際的な金融危機への対応について言及した際、発展途上國の関心と利益を十分に考慮すべきだと発言した。アジア歐州會議(ASEM)首脳會合その他の國際會議で、発展途上國の利益を守るための具體的な提案を中國が提出する予定はあるか。
先進國と発展途上國は協力を強化し、世界的な金融危機に共同で対応すべきだ。こうした協力は相互尊重と平等互恵を基礎にしなければならない。先進國と発展途上國の指導者は、今回のASEM首脳會合の期間に、國際経済?金融情勢について幅広く意見交換する。明日わたしたちは、関係方面の要請に応じて、東南アジア諸國連合(ASEAN)プラス3(中日韓)の朝食會を開き、経済?金融を含む國際情勢についての、非公式で自由な意見交換の場を用意する。國際社會からも、世界的な金融危機への対応策について、20カ國首脳による國際金融サミットなど、提案や主張が少なからず出ている。中國側はこれを重視し、積極的に出席を検討したいと思っている。各國が平等?協議?実務?協力の精神に基づき、共に努力して、會議で積極的な成果を上げることを希望する。
「人民網日本語版」 2008年10月24日