富良野のお花畑
10月中旬ごろ、前からずっと憧れていた北海道の観光に、2泊3日で參加した。長閑な田園風(fēng)景が続く富良野の可憐なお花畑、秋の色に染った美瑛の丘、世界自然遺産に登録されている知床、神秘な摩周湖などの名勝地を観光バスで遊覧し、映畫『非誠勿擾』のロケ地の阿寒町も訪れた。「さいはての地」といわれる網(wǎng)走沖のオホーツク海を見たと時には、その雄大さと美しさに感動して涙が出たほどだ。
四季折々のさまざまな風(fēng)情が溢れる北海道では、至るところで美しい景色が見られる。しかし観光バスはほぼ土産店でしか停車しなかったので、移動中に窓ガラスを通して景色を見るだけでは少し殘念だと思った。
ただしバスガイドさんは素晴らしい人だった。このガイドさんは中野さんといい今年56歳。私たちは中野さんがガイドする最後の観光客の一グループだ。知識豊富な中野さんは、現(xiàn)地の風(fēng)土や人情を詳しく説明してくれ、『知床旅情』などの歌を上手に歌ってくれた。聲もよく通り情緒たっぷりだった中野さん。みんなと一緒にゲームをしたりしてバスの中はいつも楽しい笑い聲に包まれていた。旅行社でガイドをしたことがある私は、當(dāng)時の自分の様子を思い出し、中野さんの足元にも及ばなかったと恥ずかしくなった。
富良野の可憐なお花畑
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