1號(hào)線は北京を東から西へと貫く路線。正式には蘋果園―復(fù)興門の間のものを一號(hào)線、復(fù)興門―四恵東までのものを復(fù)八線と路線の名稱が分かれているが、運(yùn)営上は區(qū)別はなく通しで運(yùn)行しているため実質(zhì)的には一本の路線といってよい。そのうち蘋果園―南禮士路駅までは、北京最初の地下鉄の一部である。國(guó)貿(mào)駅、建國(guó)門、東単、王府井、西単など北京の代表的な繁華街と郊外の住宅団地を効率よく結(jié)んでいるため、利用者も多く、終日6両編成で運(yùn)行している。?

2號(hào)線は北京市內(nèi)を長(zhǎng)方形の形のようにぐるりと取り囲んでいた城壁の下を走っている環(huán)狀地下鉄である。そのため別名「環(huán)線」と呼ばれている。駅名に「～門」という門の字のつく駅名が多いのは、昔城壁があった時(shí)代の名殘りである。古くから栄えていた地區(qū)を結(jié)んでいるため、沿線には歴史的なスポットが多く、観光客がもっともよく利用する路線である。

13號(hào)線は北京の北郊外にあるニュータウン地區(qū)や望京地區(qū)と、二號(hào)線の西直門、東直門を結(jié)ぶ、通勤、通學(xué)の路線である。郊外部を走っているため、駅と駅の間の距離も長(zhǎng)く、路線の長(zhǎng)さに比べ駅の數(shù)が少ないのが特色。主に郊外を走る路線であるため、地下の駅は東直門一駅のみ、他はすべて地上、または高架の駅となっている。このため、この路線は地鉄（サブウエイ）ではなく城鉄（ライトレールトランジット）と呼ばれている。

八通線は八王墳（四恵）と北京郊外のベッドタウン通州區(qū)を結(jié)ぶことから、八通線と名づけられている。2003年12月に開業(yè)。北京地下鉄の最も新しい路線である。全線が地上または、高架の線を走るもので、地下の部分はない。一見、1號(hào)線の延伸のような形だが、今のところ1號(hào)線との直結(jié)の運(yùn)転は行われておらず、四恵または四恵東で乗り換えなければならない。

5號(hào)線が2007年10月に運(yùn)行を開始した。北京を南北に貫く5號(hào)線は、南の豊臺(tái)區(qū)宋家莊、北の昌平區(qū)天通苑の間を結(jié)び、総運(yùn)行距離が27.6キロ。沿線には、北京の五輪の関連施設(shè)が多くある。5號(hào)線の車両は塗裝をせず、ステンレス鋼を使用するなど軽量化が図られた。國(guó)內(nèi)で同型の車両が導(dǎo)入されるのは初。車內(nèi)の空間は従來(lái)型の車両より広く取りながら、空調(diào)システムは増強(qiáng)された。 車內(nèi)に取り付けられた液晶畫面では地下鉄の走行位置が分かるほか、オリンピック期間中には試合の生中継が見られるようになる。 路線の各駅はスペースを最大限に利用してエスカレータ154基、障害者用エレベータ35基、障害者用昇降臺(tái)28基などが設(shè)置された。

地下鉄10號(hào)線が2008年7月から試運(yùn)転に入った。10號(hào)線各駅構(gòu)內(nèi)の主な色調(diào)は、淡い藍(lán)色とうすい灰色が基調(diào)で、照明の色と天井はほとんどが白となっている。北土城路駅は、同駅周辺にある古城壁遺跡の雰囲気と合わせ、青と白の色合いを持つ磁器「青花瓷」を使って裝飾されている。10號(hào)線の始発は巴溝駅、終點(diǎn)は勁松駅となる。

北京地下鉄の五輪支線は延長(zhǎng)4.398キロメートル、北土城駅から北に向かって、奧體中心（五輪センター）駅、オリンピック公園駅、森林公園南門駅の4つの駅があり、北京五輪のメイン會(huì)場(chǎng)やオリンピック公園などを結(jié)んだ。2008年7月から試運(yùn)転する。 オリンピック公園駅のホームは、國(guó)家水泳センター「水立方」に近いことから、天井に丸い泡など「水」をモチーフにしたデザインが特徴。 また、北土城駅では、「青花磁器」をモチーフにしている。

地下鉄空港線は全長(zhǎng)28.1キロメートル、駅數(shù)は4、首都空港と都市中心部の東直門をつなぐ、航空機(jī)利用客を輸送する重要な旅客輸送軌道交通専用ラインである。2008年7月から試運(yùn)転する。空港線は全線において単一運(yùn)賃制で、１人當(dāng)たり25元の運(yùn)賃は試運(yùn)転の開始日から１年間試行される。