中國國務院新聞弁公室がこのほど開いた「質の高い発展促進」をテーマにしたシリーズ記者會見で、國家醫療保障局が関連狀況を説明したほか、記者の質問に答えた。北京日報が報じた。
國家醫療保障局の李滔副局長によると、醫療保険システムによる決済は、全國統一の醫療保険情報プラットフォームを活用することで、一層スムーズになっている。同プラットフォームを通じて、1日平均延べ2800萬人以上分の決済が行われている。また入院費の決済を、同プラットフォームを通じて行った場合、平均わずか0.8秒で決済されるため、患者が病院內で順番待ちする時間が効果的に短縮されている。醫療保険コードの応用もさらに普及が進んでおり、中國全土で延べ11億7000萬人が同コードを発行していることから、醫療保険サービスも、「コード」時代に突入していることが見てとれる。コード所持者は、実際のカードを攜帯する必要はなく、スマホを含む電子デバイスを使って醫療保険コード発行の手続きを済ませておくだけで、醫療保険を利用して、醫療費の負擔額分を決済することができる。(編集KN)
「人民網日本語版」2024年9月17日