10日午後11時20分頃、176個のコンテナを積んだ重慶?豊都籍のコンテナ船「航竜518」が三峽ダムを下って湖北省宜昌市の石牌水域に至った際、危険化學(xué)品を積んだコンテナ12個（6個に過マンガン酸カリウム、1個に過マンガン酸ナトリウム、5個に水酸化カリウム）を含む62個のコンテナが長江に落下した。

　三峽海事局は調(diào)査で、事故の直接の原因は操縦ミスによるものだとひとまず判斷。船舶はカーブのある水域でスピードを出しており、舵による方向転換を誤り、船が傾いてコンテナが河に落下したものとみられる。湖北省委員會と省政府はこの事故を高度に重視し、下流で24時間態(tài)勢を敷いて水上での捜索を強(qiáng)化し、周辺住民の命と財産、それに葛洲ダムの安全を確保するよう指示した。

　宜昌市環(huán)境保護(hù)部門は長江や宜昌市內(nèi)の各所に監(jiān)測地點(diǎn)を設(shè)置して水質(zhì)を調(diào)べているが、今のところ汚染はみられないという。一度住民10萬人が斷水を強(qiáng)いられたが、11日午前11時までに回復(fù)した。寫真は事故が起きたコンテナ船。

　?人民網(wǎng)日本語版?2009年8月12日