國家秘密保持法改正案の2回目の審議が全國人民代表大會(huì)（全人代）常務(wù)委員會(huì)の第13回會(huì)議で行われる。今回の改正點(diǎn)は國家秘密の範(fàn)囲、秘密指定の級(jí)別と権限、秘密保持責(zé)任、秘密保持期間など、社會(huì)的関心の高い事項(xiàng)だ。

現(xiàn)行の國家秘密保持法は20數(shù)年前に施行された。今回の改正案は昨年6月に全人代常務(wù)委員會(huì)に初上程。秘密保持の取り組みにおける新たな情況や問題に対応するための改正を行っている。改正案は會(huì)議後に全人代と同常務(wù)委員會(huì)の擔(dān)當(dāng)委員會(huì)が各地方、中央の関係機(jī)関、一部大學(xué)、法學(xué)研究機(jī)関に配布し、意見を求める。中央の関係機(jī)関、企業(yè)?事業(yè)組織、専門家から意見を聞くための座談會(huì)も開く。また、全人代のウェブサイトに全文を掲載し、社會(huì)からの意見も募る。

■秘密指定権限を級(jí)別に限定

改正案以前の國家秘密の範(fàn)囲について、一部の常務(wù)委員や機(jī)関からは▽國家秘密の範(fàn)囲が広い▽秘密指定の基準(zhǔn)が不明確▽把握?実行に不都合--などの問題點(diǎn)が指摘されていた。改正案は秘密事項(xiàng)を「國家秘密」「業(yè)務(wù)秘密」「商業(yè)秘密」に區(qū)分すべきとの立場に立ち、「國家の安全と利益に関わる事項(xiàng)で、ひとたび漏洩すれば、政治?経済?國防面で國家の安全と利益を損なうおそれのあるもの」を國家秘密と定め、「何が國家秘密であるか」を明確にしている。

現(xiàn)在中國は秘密指定の過多?濫用という問題を抱える。地方の郷政府でさえ最高レベルの「絶密」文書の指定ができる。こうした情況にかんがみ、改正案は規(guī)定を増やし、秘密指定の級(jí)別と権限を厳格に限定する方針をとっている。改正案は「國家秘密の等級(jí)決定においては、秘密指定権限を遵守しなければならない」「中央國家機(jī)関、省級(jí)機(jī)関およびその授権した機(jī)関?単位は絶密級(jí)、機(jī)密級(jí)、秘密級(jí)の國家秘密の指定ができる。區(qū)を設(shè)置する市?自治州クラスの機(jī)関およびその授権した機(jī)関?単位は機(jī)密級(jí)と秘密級(jí)の國家秘密の指定ができる。具體的な秘密指定権限は國の秘密行政管理部門が定める」としている。

一方で改正案は、公安機(jī)関や國家安全機(jī)関の活動(dòng)の特殊性に考慮して、「公安?國家安全機(jī)関はその活動(dòng)範(fàn)囲內(nèi)において規(guī)定の権限に照らして國家秘密の等級(jí)を定める」としている。

■「絶密」保持期間は30年以下に

改正案は、國家秘密の保持期間について、「別に規(guī)定のあるものを除き」、「絶密級(jí)」は30年以下、「機(jī)密級(jí)」は20年以下、「秘密級(jí)」は10年以下としている。

「人民網(wǎng)日本語版」2010年2月26日