沖縄県那覇にある日本の第11管區海上保安本部は、鹿児島県奄美大島の西北西約325キロの「
排他的経済水域(EEZ)」で6日午前、臺灣の漁業調査船「水試1號」を発見して警告したことを明らかにした。日本の交流協會はすぐに駐日代表所に電話して関心を示した。
臺灣側はこれに対して?この水域は私たちが定めた排他的経済水域で、日本側は作業を妨害しないよう望む?と指摘し、臺灣紙『中國時報』は8日、臺灣の?外交部?はすでに決して撤退しないようにという指示を出したと報道。その他にも大陸部の海洋監視船がその周辺の海域で日本側とにらみ合い、最終的には日本の艦船が譲歩して撤退したと伝えた。
これは臺灣と日本の排他的経済水域に対する認定という問題に関係し、雙方は排他的経済水域と中間線の認定についてずっとそれぞれ自分の意見に固執してきたことから、このようなトラブルは今までもよく発生していた。
伝えられるところによると、日本の艦船は十數回にわたって臺灣の漁業調査船を妨害し、にらみ合った數日後には臺灣側の船が釣魚島から撤退するという強い姿勢を見せてきたが、數日前にその付近の海域で大陸部の海洋監視船が調査していた時は、日本側は交渉後に自から退いたという。大陸部の海洋監視船が臺灣の調査船を干渉したことは一度もない。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2010年5月11日