現在米國では新型コロナウイルス感染癥が非常に深刻な狀況にあり、感染者數と死者數が増え続けている。新型コロナウイルスが猛威を振るう中、ポンペオ米國務長官は至る所で同様に危険な「政治ウイルス」を撒き散らし、偏見と傲慢によって焚き付け、デマを飛ばし騒ぎを起こし、新型コロナウイルスを共同で迎撃する人類の力を削ぎ、世界を対立と衝突の狀態に引き込もうとしている。(人民日報「鐘聲」國際論評)
ポンペオ氏は國際組織と醫學専門家の科學的論拠を無視し、行く先々でもめ事を引き起こし、中國に対してデマを飛ばし、中傷し、非難し続けている。報道によると、ポンペオ氏は感染狀況を速やかに報告しなかったと繰り返し中國を中傷し、中國は「全てのサンプルを廃棄した」と妄言を吐き、「賠償請求」や「結束して恐喝」を企てるとともに、感染癥に関する中國の「虛偽情報」を助長していると世界保健機関(WHO)を非難している。ポンペオ氏は冷戦思考を抱き、欲しいままに対立を煽り、事実を顧みず、中國に汚水をかけて視線をそらさせ、愚かにも責任転嫁をもくろんでいる。このように政治ウイルスを撒き散らすポンペオ氏の罪責は逃れがたい。
到る所で「政治ウイルス」を撒き散らすポンぺオ氏の姿は、米國のメディアでさえ見かねている。米紙ワシントン?ポストは「より責任感のある指導者が新型コロナウイルスのパンデミックを抑え込もうと努力している時に、ポンペオ氏は自らの「目をかける事業」を追求し、感染癥大流行の責任を北京になすりつけようと努力している」「感染拡大時のパフォーマンスによって、ポンペオ氏は歴史上最もひどい國務長官の1人となった」と鋭く指摘した。
ポンペオ氏の様々ないわれなき対中非難は、事実を前にことごとく自壊する。突如訪れた新型コロナウイルス感染癥を前に、中國側は直ちにWHOに狀況を報告し、新型コロナウイルスの遺伝子配列を世界各國と共有し、國際社會と感染防止?抑制の協力を繰り広げてきた。これは十分な事実のある誰の目にも明らかなことであり、國際社會も一致して稱賛している。中國共産黨と中國政府は一貫して國民の生命の安全と身體の健康を最優先し、全國民の平等な生命権及び健康権など最も基本的な人権を十分に保障し、患者の受け入れと治療に力を盡くし、あらゆる努力を盡くして全ての患者に無料の検査と治療を行ってきた。苦しい努力を経て、中國は約2か月で感染の防止と抑制における重大な段階的成果を収め、國民14億人の生命の安全と身體の健康を最大限保護した。中國共産黨が誠心誠意國民に奉仕したからこそ、中國政府は國民の強い信頼を得たのだ。人類が突如直面した感染癥に、最も早く警報を鳴らしたのは誰か。命を救うことを最優先し、あらゆる代償を惜しまなかったのは誰か。最も厳しい感染防止?抑制措置を講じ、國を挙げて動員したのは誰か。オープンな研究を行い、情報を透明化し、國際社會と共有したのは誰か。感染防止?抑制の脆弱な國々や地域に援助の手を差し伸べ、國際的な義務を引き受けたのは誰か。これらはいずれも爭う余地のない確固たる事実であり、抹消や改竄をすることは誰にもできない。
ウイルスは人種を區別せず、感染癥には國境がない。各國は連攜して初めて世界的な感染防止?抑制?阻止の戦いに勝利することができる。これは喫緊の課題であり、唯一の選択肢でもある。デマを飛ばして騒ぎを起こしてもウイルスは消滅させられず、中國を非難し、そのイメージを悪くしても命は救えないのであり、現在まずすべきのは中國側と向き合って進み、両國首脳間の重要な共通認識を実行に移し、協力に焦點を合わせ、妨害を排除し、全人類の生命の安全を守るという重要な責任を共に擔い、中米関係が正しい軌道に沿って前進するよう後押しすることであることを、ポンペオ氏はよく分かっているはずだ。これは両國民の根本的利益にかなうだけでなく、國際社會共通の期待でもある。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年4月27日