中國第1期の海事無人ヘリ、山東で就役

　中國第1期となる海事無人ヘリが29日、山東省威海市で就役した。

　情報(bào)によると、今回就役した2機(jī)の海事無人ヘリの全長は7.33メートル、幅は1.58メートル、高さは2.43メートルで、積載量は75キロ。遠(yuǎn)隔操作（最長）距離は150キロ、最大航続距離は400キロ、最高飛行速度は時(shí)速150キロ。光電吊り下げポッド、船舶自動(dòng)識(shí)別裝置、VHFレシーバーシステム、緊急投下、指向性スピーカーなどの先進(jìn)的な設(shè)備を搭載。サーマルイメージング、長距離動(dòng)畫リアルタイム伝送、無線中継、緊急救援物資輸送、長距離コールなどの多くの機(jī)能を持ち、風(fēng)力8級以下の気象條件下で任務(wù)を遂行できる。中國海事システムに導(dǎo)入されている先進(jìn)的な無人ヘリだ。

　山東省の成山頭沖は中國北方の重要な海上交通要路で、船舶が渤海及び黃海北部の港を出入りするため必ず通過する。毎年約11萬隻の商船が同海域を通過する。またこの海域は中國北方の重要な漁場で、年平均で數(shù)萬隻の漁船が操業(yè)する。さらに海上の気象條件が過酷で、船舶の交通量が多い。

　「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」2023年11月30日