寫真:東北大學の片平キャンパスにある魯迅の銅像(8月12日)
魯迅は1904年秋から1906年春にかけて、仙臺醫學専門學校(現在の東北大學醫學部)で醫學を學んだ。當時は日露戦爭の頃で、魯迅は戦爭に関するスライドの中で、體格のいい中國人が自分の同胞が殺されているにもかかわらず、全く表情がないのを見た。そして精神的な無感覚は肉體の衰弱よりも恐ろしいことだと感じ、それをきっかけに文學の道を歩み始めることになる。それ以降、魯迅はペンを武器として、無感覚な民衆を呼び覚まし、民族の魂を救って、「精神世界の戦士」になった。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2010年8月13日