中國の李克強(qiáng)副総理が25日から28日にかけてスイスを訪問し、ダボスで開かれるWEF?世界経済フォーラムに出席する予定。これは2010年初の中國首脳の外遊となる。

中國外交部の何亜非副部長は北京で21日、中國メディアの共同取材に対し、「世界経済フォーラムは世界経済の分野における重要なフォーラムである。李克強(qiáng)副総理がフォーラムで述べる中國側(cè)の主張は注目されるだろう」と述べた。

何亜非副部長はまた、「中國は金融危機(jī)対策において、一際目立った働きをしている。中國経済の今後や政策の方向性、中國経済と世界経済との関係、気候変動(dòng)、食糧安全などにおける立場が世界の関心を集めている。それゆえ、李副首相のフォーラム參加は非常に注目されている」と述べた。

関係筋によると、李副総理はダボス會(huì)議期間中、あいさつを述べるほか、著名な実業(yè)家との交流やシュワブ議長との會(huì)談を行う。また、會(huì)議では、中國國內(nèi)の経済情勢(shì)や政策の今後や金融危機(jī)対策の成果、および経済?社會(huì)の発展戦略を重點(diǎn)的に紹介するとともに、気候変動(dòng)についての立場や主張を述べ、包括的かつ持続可能で、バランスの取れた世界経済の成長を各國に呼びかけるという。

何亜非副部長は、「今回のフォーラムで、李副総理は世界に前向きなメッセージを発信する。それは、中國が國際協(xié)力に引き続き力を入れ、國際社會(huì)とともに、世界経済の全面的かつバランスの取れた回復(fù)を進(jìn)めていくということである」と述べた。

今回フォーラムのテーマは、「世界狀況の改善：見直しと再建」です。討議の重點(diǎn)はグローバル?ガバナンスとなっている。何副部長は「國際金融危機(jī)は世界経済システムの欠陥を暴き出した。危機(jī)に対応するために、グローバル?ガバナンスを強(qiáng)化し、公平性と効率性を併せ持つグローバルな経済システムを確立することが當(dāng)面の急務(wù)である。これは各國の間でも共通の認(rèn)識(shí)となっている」と述べた。

また、何副部長は「グローバル?ガバナンスの健全化改革において、世界政治と経済の構(gòu)造転換を反映するとともに、國際関係の民主化や、発展途上國の利益に配慮しなければならない」と強(qiáng)調(diào)した。

「中國國際放送局　日本語部」2010年1月22日