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村井淳氏が中國環境ビジネスを語る |
発信時間: 2009-09-29 | チャイナネット |
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中國の環境?省エネ市場の拡大に従い、近年、中日両國政府は環境?省エネ面の協力と交流を重視しつつあり、日本企業の対中環境ビジネス熱も高まってきている。先ごろ、中國の環境?省エネビジネスの環境について、記者が北京興僑國際工程技術有限公司の 村井淳副総経理に取材した。 北京興僑國際工程技術有限公司の村井淳副総経理 ——村井淳さんは現在、北京興僑國際工程技術有限公司副総経理を擔當なさっていますが、仕事の主な內容についてご紹介いただけますか。 當公司では「輸出入業務の代行」を始め「環境保全機器、醫療機器、教育用設備機材等の調達および納入」「工事入札業務の代行」等を主な事業として掲げております。 特に省政府等が計畫し、発注する各種環境保全プロジェクト、例えばある汚水処理場の建設工事といったプロジェクトに関し、資?機材等の入札物件に応札し、最終的に落札した物件についてはそこに網羅された資機材、設備類を國內?外のメ-カー、販売店等より調達し、現場への導入?設置に至るまで責任を持って対応する、というような業務を行っているわけです。 このような中で私が現在擔當している業務としては、①先進的な環境保全対策機器類を製造?販売している日本企業との連絡を密にし、當該環境機器類の円滑な調達が出來るよう側面からサポートする、②中國における環境保全機器類の販売?普及を考えておられる日本企業があれば、これらの內容を調査し、當公司が當該企業の中國側代理店として活動できないかその可能性を追求する、③日本企業の中で定著している優れた事務管理システム等を研究し、これらのシステムを當公司へ導入し、當公司の生産性向上に資する、等といったところが主な仕事でしょうか。 ——ここ數年で、中國の環境問題には何か変化を感じましたか?改善しなければならない點はどんなところでしょうか。 昨年8月の北京オリンピック開催を前に、中國政府、北京市政府等による涙ぐましいまでの環境改善策の実施によって、明らかに北京を中心に都市部の大気汚染狀況は改善し、水道水等の水質もよくなりました。現在、急ピッチで進められている北京市営地下鉄網の整備等にしても自家用車の利用者を大衆交通機関へと誘導する契機となり、あるいはまた車種ナンバーを基準にした自家用車の利用規制、さらには環境対策車の相次ぐ市場への 投入によって、空気中に吐き出されるNOx(窒素酸化物)、PM(粒子狀物資)等の逓減に少なからず寄與するはずです。とりわけ北京の街並みは昨年、一昨年に比べ格段にきれいになったと思います。いつか私は車に同乗し北京市內に乗り出した時、公司の人に「北京的路上越來越干凈!」と話をすると、とても喜んでくれました。きっと彼らも北京の発展を誇らしく思っているのでしょう。 北京以外の都市に住んだことがないため、短時間の旅行、出張等で見聞きした事柄を基に中國の環境問題を語る、等といったことは差し控えたいと思います。ただ世界遺産に 指定された山あり、谷あり、湖あり、別荘あり…といわれた広大なある景勝地を訪ねた時にも感じたことですが、湖を満たす水に清潔感が見られず、また宿泊したホテルの水道水にしても洗顔すらはばかるような狀態であったため、北京のような大都市部に比べ、地方都市における水質改善対策に遅れが目立つようです。水は生命を育むための何よりの寶物です。今後とも安全でおいしい水の供給はもちろんのこと河川、湖沼、池等の水に対する浄化を進め、その透明度を限りなく高める努力をしていただきたいと思います。 |
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