第4回中韓日ロボット研究者交流ワークショップと第28回國際先進(jìn)ロボット會議が、27日から29日にかけて北京で開催された。「チャイナネット」は會議に出席した國家863計畫「第11次5カ年計畫」先進(jìn)製造技術(shù)分野の専門家グループのリーダーであり、北京航空?宇宙航空大學(xué)機(jī)械工程、オートメーション學(xué)院の王田苗院長に、中日韓のロボット分野での協(xié)力や、中國のロボット業(yè)界の発展などについて話を聞いた。

深まるロボット分野での中日韓協(xié)力

中日韓ロボット研究者交流ワークショップは、2006年に中國科學(xué)技術(shù)部、日中産學(xué)官交流機(jī)構(gòu)、韓國知識経済部が呼びかけて始まったもので、これまで3回開催されている。

このワークショップの目的は、中日韓の間に學(xué)術(shù)情報や政府政策情報の交流プラットフォームを構(gòu)築し、ロボットの産業(yè)化を共同で推進(jìn)するためのもので、中日韓はこの數(shù)年、展示會の開催などを通して互いに情報を交換し、協(xié)力は絶えず深まっている。

ロボットに関心を持ち始めた大企業(yè)　日韓を追いかけるペースが加速した中國

中國のロボット産業(yè)は日韓に比べてまだ差があるが、科學(xué)技術(shù)部はロボット産業(yè)発展を非常に重視し、強(qiáng)力にサポートしているため、日韓を追いかけるペースは明らかに加速している。最近では革新的な理論や方法が相次いで登場し、工業(yè)ロボットやその他のロボットの開発が大きく推し進(jìn)められている。

その他にも工業(yè)ロボットへの需要がますます高まっており、ハイアルや奇瑞、江淮などの大企業(yè)はこの分野に注目し始めている。大企業(yè)の參入は、ロボットの開発力を大きく引き上げるに違いない。

中國のロボット産業(yè)発展の方向について

中國は発展途上國のため、ロボット開発は経済発展や特に將來の戦略的産業(yè)の発展に注意を払い優(yōu)先的にサポートしている。そのため発展の方向は、工業(yè)ロボット、オートメーション生産ライン、核心となる部品の開発にとどまらず、情報技術(shù)やその他の技術(shù)の発展、高齢化社會の到來によって応用が広範(fàn)なサービスロボットの開発で、特にサービスロボットの開発は新たな成長點(diǎn)と新興産業(yè)になる可能性が大きい。

ロボット産業(yè)化の時代はいつ來るのか？

中國では小範(fàn)囲でのロボットの産業(yè)化はすでに始まっているが、ロボットの大規(guī)模な産業(yè)化を迎えるには3つの問題を解決しなければならない。それは核心となる技術(shù)の進(jìn)展やコストの抑制、安全性の問題だ。

今、金融危機(jī)の影響を受けた高齢者や病人の介護(hù)ベッド、玩具、オートメーション設(shè)備を生産する企業(yè)は、モデルチェンジの向上を図っており、大學(xué)や研究所と協(xié)力してロボットを開発することを望んでいる。これは産業(yè)化の糸口だといえるだろう。だが狀況はそんなに簡単ではない。この3つの問題が解決し、低コスト、高性能、モジュール化の工業(yè)體系が開かれ形成されてこそはじめて、ロボットはパソコンのように家庭に入ってくるだろう。

「チャイナネット」　2009年10月30日