ホーム>>経済>>視點 |
世界経済に「安心感」を與える中國 |
発信時間: 2010-02-02 | チャイナネット |
|
(3)世界経済回復を先導 グローバル経済が回復している點から考えて、中國は今後も斷固対外開放の國策を堅持し、自らが模範を示して貿易の自由化を保護?推進し、保護貿易主義反対の旗を掲げるべきだ、と孫仲濤氏は考える。 またどのアナリストも、中國は斷固として経済構造調整、內需拡大、雇用増加を継続し、人民元の価値安定を維持し、経済成長の歩みを加速させなければならないと分析している。中國のしっかりした國內の需要と合理的な経済構造、危機対応の迅速かつ有効な措置はいずれもグローバル経済の回復につながる。 「世界は互利共栄という運命共同體の理念を強化している。中國は積極的な対策を取り、世界のマクロ経済政策の調整に合わせて一致協力した行動をとり、世界貿易機関(WTO)加盟時の公約に従い、金融市場を積極的かつ確実に各方面に開放することだ」と竜永図氏は話す。 中國工商銀行本店都市金融研究所の宋氏によると、中國は國際機関への資本注入に力を入れ、経済?貿易、通貨決算、準備通貨といった方面で新興経済體と協力し、歐米など先進経済體への依存を減らしていく方針だという。経済力の向上に伴い、中國は國際的な政治?経済の場でより大きな発言権を持つようになる。 一方で中國は新しい経済成長の道を歩まなければならない。今最も手を打たなければならないのは、投資と輸出による駆動型経済から消費駆動型への切り替えだ。國內消費は中國の將來の成長にとって最も根本的な駆動力となる。中國の內需拡大は輸入増加につながり、世界の他の経済體に外需を創造、その生産を促進し、現在の世界金融危機の緩和に思いがけないプラス効果をもたらす。中國の消費者層がどんどん拡大すれば、グローバル経済の「新たなエンジン」となり、世界経済の安定にいっそう積極的な役割を果たすことになる。 「人民網日本語版」2010年2月2日 |
|