天津市初の風(fēng)力発電所として建設(shè)が進(jìn)められている、天津市津能風(fēng)電有限責(zé)任公司大神堂風(fēng)力発電所の発電ユニット設(shè)置式がこのほど行われた。式では750トン級のクレーン車が國內(nèi)初の50トン級発電塔を持ち上げ、土臺の環(huán)の上にゆっくりと設(shè)置する様子が公開された。

同発電所は天津濱海新區(qū)漢沽灑金曙c村の南方、大神堂村の東方4キロメートルの地點に位置する。総面積は約3.5平方キロメートル、設(shè)備容量は26兆ワット、投資総額は3億7千萬元。今後、國內(nèi)の陸上における商業(yè)運転用の風(fēng)力発電設(shè)備としては、単機(jī)の設(shè)備容量が最大かつ回転羽根（ブレード）の直徑が最長で、先端の技術(shù)を擁し、獨自の知的財産権を備えた風(fēng)力発電ユニットを設(shè)置し、世界最先端の施設(shè)分布方式に基づく発電網(wǎng)への接続モデルも國內(nèi)で初めて採用する予定だ。完成すれば、濱海新區(qū)の開発建設(shè)に毎年5213萬キロワット時のクリーンで信頼性が高くエコロジーに配慮した電力を供給するとともに、國の省エネ対策にも寄與して、年間のエネルギー消費量を標(biāo)準(zhǔn)石炭換算で1萬9千トン削減し、水使用量を3萬400トン減らし、汚染物資の排出量を二酸化炭素排出量で6萬トン、窒素酸化物88トン、煙塵10.4トン、二酸化硫黃39.2トン、それぞれ削減するものと期待される。今年6月をめどにすべてのユニットが発電網(wǎng)に組み込まれて発電をスタートする見込みだ。

＊タ：「土偏」に「它」

「人民網(wǎng)日本語版」2010年2月2日