北京首都國際空港は旅客取扱量で世界2位となり、旅客の満足度も年々上昇している。國際空港協議會による「2012年度空港旅客満足度評価?世界最優秀空港評価」の授賞式が12日にトルコのイスタンブールで行われ、同空港は4.87點をつけて世界3位に選ばれた。1位は韓國の仁川國際空港、2位はシンガポールのチャンギ國際空港で、北京首都空港は上位との差を年々縮めている。「北京日報」が伝えた。
同協議會による空港の旅客満足度評価の指標は8分類?33項目に上り、最高得點は5點だ。世界の140を超える空港が評価対象で、空港のサービスの質に関する評価システムでは最も権威あるものとされている。北京首都空港は今回、「アジア?太平洋地域最優秀空港」の3位と「世界の旅客取扱量4千萬人以上レベルの最優秀空港」の2位に選ばれた。
評価対象となった空港の中で、満足度が最も高かった上位10空港はアジア?太平洋エリアの空港がほぼ獨占している。そこでアジア?太平洋エリアの最優秀空港ランキングは毎年、事実上の世界空港サービス評価ランキングとなっている。昨年は仁川空港の4.95點、チャンギ空港の4.92點に次いで北京首都空港が4.87點をつけて3位になった。旅客取扱量がのべ4千萬人を超える國際大型空港の中で、北京首都空港の満足度はチャンギ空港に次ぐ2位だった。
今年第1四半期の世界空港満足度ランキングの上位10空港は、1位から順に次の通り。仁川空港、チャンギ空港、北京首都空港、中國の香港國際空港、韓國の金浦國際空港、上海浦東國際空港、インドのインディラ?ガンジー國際空港(デリー空港)、中國の臺北桃園國際空港、中國の広州白雲國際空港、インドのハイデラバード空港。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年6月13日