◇中央銀行の態(tài)度表明で世界の見方が変化
中國人民銀行が25日に流動性維持の態(tài)度を表明後、翌26日に英フィナンシャル?タイムズ紙が、「中國が直面している『リーマンショック』の予想に反し、中國の中央銀行は、中國で差し迫った危機は起きないと表明した」と伝えた。それを受け、中國の株式市場ではっきりした変化がみられた。25日、中國の株式市場は一度6%下落したものの、その後、中央銀行による流動性供給のニュースが伝えられると急反発した。翌26日の上海総合指數は0.4%安となったが、中國の経済構造調整の方向を反映する創(chuàng)業(yè)板(ベンチャーボード)は赤一色に染まり、5.5%上昇した。
米フォーブス誌は、「この世界第2の経済大國に対する懸念は広がっているが、中國の銀行システムは政府が簡単に救えるのが現実だ。中國政府が3兆4000億ドル以上の外貨準備を保有しており、土地と多くの大手企業(yè)をコントロールしているからだ」との見方を示した。米タイム誌は、中國が現在貸付引き締めの狀態(tài)にあるのは間違いないが、崩壊は起きない」と指摘する。