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中國、持続可能なエネルギーに力を入れる |
発信時間: 2008-04-24 | チャイナネット |
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ローマで行われていた第11回國際エネルギーフォーラムが22日、閉幕した。「エネルギーの持続可能な発展」というテーマが參加者のホットな議題となった。會議に出席した中國代表団団長である國家エネルギー局の孫勤副局長は、中國國際放送局の記者のインタビューに答え、中國のエネルギーの現狀やエネルギー政策について説明した。 一部の國際組織と國家が発展途上國のエネルギー需要が急増していることに憂慮し、それが石油価格の高騰に繋がっているのではないかという見方を示しているのに対し、孫勤副局長は、「中國の石油需要量の増加が石油価格の高騰の原因の一つではないかと言われているが、実際には政治や投機、需要と供給のバランスの崩れなどが原因だと思う。このうち、投機が主な原因といえよう。統計によると、2005年、中國の石油消費量は前の年より少なかったものの、石油の価格は大幅に上がった」と語った。 孫勤副局長は、國の工業化の過程でエネルギー消費量の増加が経済や社會の発展と一致していると見ている。中國経済の急速な発展を支えたエネルギーは中國國內で生産したもので、輸入は一部分だけだという。孫勤副局長はこう言った。「中國が使用するエネルギーの90%は國內で生産したものだ。一人當たりのエネルギー消費量が少ないことが、中國の経済と社會の発展を促進した。このことは、自國の経済発展だけではなく、世界経済の繁栄にも貢獻した」 さて、新しい発展段階に入った中國にとって、エネルギーの供給や持続可能な発展などは大きな課題となっている。これに対応するため、中國は、今年初め、國家エネルギー局を設立しました。これについて、孫勤副局長は、次のように述べた。 「政府が今後力を入れていく點は、一つは、エネルギーの利用率を高めること、そして、エネルギー構成を改善すること、また、現在の石炭の利用法を変えて、クリーンエネルギーにすること、引き続き探査活動を行うことなどだ」 ところで、エネルギー分野では、溫室効果ガス排出の削減は大きな課題だ。中國政府は、エネルギー発展戦略を制定した際、環境保護や溫室効果ガス排出の削減も充分考慮している。また、國際協力も重視している。 孫勤副局長は、また、エネルギーの持続的発展に向け、「引き続きエネルギーの節約を実行し、大部分のエネルギー消費を國內生産によって満足させる。それに、新しいエネルギーの開発に力を入れ、環境保護を考慮しながら、國際協力を強化することなどを通して、安定的でクリーンかつ経済的なエネルギー供給體制を作っていく」と述べた。 ?中國國際放送局 日本語部?より2008年4月24日 |
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