四川省宜賓市に位置する中國第3の水力発電所、向家ハ（土＋覇）水力発電所で10日午前9時、國家エネルギー局の認可を経て仮排水路が閉鎖され、正式な貯水が始まった。1週間以內(nèi)に水位が現(xiàn)在の280メートルから354メートルに達する見通し。人民日報が報じた。

向家ハ水力発電所は金沙江下流に建設(shè)中の水力発電所群における最後の発電所で、設(shè)備容量は640萬キロワット。1基あたりの設(shè)備容量は世界最大（80萬キロワット）を誇り、総設(shè)備容量は三峽プロジェクト、溪洛渡水力発電所に次ぐ中國第3の規(guī)模。同発電所は2002年10月に國務(wù)院の認可を経てプロジェクトが立件され、2006年11月26日に著工、2015年に全面的に稼動する見通し。

同発電所は完成後、川南（四川省南部）地區(qū)の375萬ムーの耕地に水を?qū)盲薄?00萬人以上の飲料水問題?工業(yè)用水問題を解決し、宜賓市などの経済発展を推進するなど、地域の経済および社會全體に大きな影響をもたらす。また、金沙江流域の洪水防止能力も50年に1度の規(guī)模に耐えられる基準にまで向上する。

「人民網(wǎng)日本語版」2012年10月11日