2.??????共通課題?建議の概要
⑥ 技術認証?基準の現狀と課題
特許にかかる國家標準に関し、中國國家管理標準化委員會は09年11月、「特許に係る國家標準の制定及び改定についての管理規定(暫定施行)(意見募集稿)」を公表したものの、用語の定義や手続きに曖昧な點があるなど、多くの問題を內包している。また、中國強制認証制度(CCC制度)の対象に13品目のITセキュリティ製品が含まれることに関し、日本や米歐主要國及び同産業界が、強い懸念の表明と措置の撤回を求めていた。こうした要請を背景に09年4月、中國政府は対象を政府調達に限定し、當初の予定を1年間延期し10年5月1日から実施することを発表。さらに10年3月には政府調達の範囲に國有企業が含まれないことを決定した。
<主な建議內容>
? 原則として國際標準に準拠した標準を採用すべきである。中國の獨自性を強めた標準の採用は、外資系企業にとって非関稅障壁となるだけでなく、今後中國企業がグローバルに展開していく上でも障害となる。また、ISO、IECだけでなく、國連1958協定(自動車基準認証國際協定)などの國際協定に積極的に加盟していくことを要望したい。
? 標準の策定においては、理想を追求しすぎることなく、現実の技術の発展狀況を踏まえた対応が必要である。一部の標準において、現実にはあり得ない試験條件の設定や、目標値や理想値のような高い數値設定が見受けられる。そのようなことが起こらないようにするためにも、企業との対話の機會を設けるよう要望したい。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2010年4月21日