日本の安倍晉三首相は21日、ニューヨークの國(guó)連総會(huì)の會(huì)期中に自ら機(jī)會(huì)を作り、中國(guó)の李克強(qiáng)総理と「立ち話」をした。
NHKは22日、李総理が21日に國(guó)連総會(huì)の一般討論演説を終えると、安倍首相は自ら李総理に歩み寄ったと報(bào)じた。両氏は通路で人に囲まれ數(shù)分間立ち話をしたという。読売新聞によると、安倍首相は數(shù)分間の立ち話で、朝鮮への制裁強(qiáng)化を巡り國(guó)連安保理で中國(guó)と緊密に協(xié)力したいと表明した。李総理は、北東アジア問(wèn)題で日本と協(xié)力したいと応じた。安倍首相は年末に日本で開(kāi)催を予定している中日韓首脳會(huì)談について觸れ、李総理の訪日に期待感を示した。
日本経済新聞によると、米日韓は國(guó)連総會(huì)という場(chǎng)を借りて朝鮮への制裁を推進(jìn)し、「朝鮮包囲網(wǎng)」を構(gòu)築しようとしている。しかし國(guó)連安保理常任理事國(guó)で、朝鮮の対外貿(mào)易の9割を占める中國(guó)の支持がなければ、制裁に実質(zhì)的な効果は備わらない。そのため日本は中國(guó)を「朝鮮包囲網(wǎng)」に抱き込もうと全力を盡くしている。
安倍首相は最近、多國(guó)籍による多くの外交の場(chǎng)において、中國(guó)の首脳との「立ち話」の機(jī)會(huì)を積極的に模索し、作り出している。モンゴルで開(kāi)かれたアジア歐州會(huì)合の會(huì)期中、安倍首相はASEAN?中日韓(10+3)首脳會(huì)議で、李総理のそばに姿を現(xiàn)した。
中國(guó)社會(huì)科學(xué)院日本研究所の學(xué)者である盧昊氏は22日「安倍首相は最近、中國(guó)の首脳と積極的に立ち話をし、中國(guó)を抱き込むような姿勢(shì)を示している。日本は朝鮮の核問(wèn)題など、日本が関心を寄せる問(wèn)題をめぐり中國(guó)との交流を強(qiáng)化し、さらには中國(guó)の態(tài)度に影響を及ぼそうとしている。それと同時(shí)に日本はメディアに働きかけ、朝鮮の唯一の後ろ盾は中國(guó)、朝鮮問(wèn)題の解決の鍵を握るのは中國(guó)とし、朝鮮問(wèn)題を利用し中國(guó)への圧力を強(qiáng)めている。安倍首相は立ち話により、日本が対中関係の改善に積極的に取り組んでいるという姿勢(shì)を示した。しかしこれは対外的に姿勢(shì)を示し、戦略的?道義的な主導(dǎo)権を握るためだ。中日関係の実質(zhì)的な改善について、日本は実際には過(guò)度な期待を抱いていない。日本は4つの原則的共通認(rèn)識(shí)に回帰し、真の戦略的互恵を出発點(diǎn)とし、摩擦を減らし中國(guó)側(cè)の取り組みと向き合うべきだ」と指摘した。
「中國(guó)網(wǎng)日本語(yǔ)版(チャイナネット)」2016年9月23日