習近平國家主席は3日、國連の潘基文事務総長と人民大會堂で會談した。
習主席は中國人民抗日戦爭ならびに世界反ファシズム戦爭勝利70周年記念行事への潘事務総長の出席を歓迎。「今回の記念行事は平和を守る中國國民の決意を示すものだ。私が午前に軍の30萬人削減を宣言したのは、平和を守る中國の約束の重要な具體化だ」と強調した。
習主席は「國連は世界反ファシズム戦爭の硝煙の中で誕生した。これは第2次世界大戦勝利の最も重要な成果の1つだ。中國は當時、國連憲章に最初に署名した國だ。安保理常任理事國として、中國は國連と共に、國連創設70周年記念を契機に、第2次世界大戦の勝利の成果および國連憲章を基礎とする國際秩序をしっかりと維持することを望んでいる。多國間主義を堅持し、國連の役割を強化することを望んでいる。平和と発展という二大分野で國連の取り組みをバランスよく推し進め、特に平和行動能力を強化し、ポスト2015年開発アジェンダをしっかりと実行に移すことを望んでいる。気候変動分野で國連が重要な役割を発揮することを中國側は支持する」と表明した。
潘事務総長は「本日午前に行われた中國人民抗日戦爭ならびに世界反ファシズム戦爭勝利70周年記念大會は大変素晴らしかった。中國の人々は反ファシズム戦爭の勝利に大きな犠牲を払い、重大な貢獻をした。この行事によって、平和を守るという中國の人々の願いが存分に示された。中國は長年にわたって國際平和?開発事業に積極的に盡力してきた。特に國連の平和維持、地域の紛爭問題の解決、南南協力を通じた共同発展の促進に重要な貢獻を果たしてきた。國連は持続可能な開発、気候変動対策などより広範な分野で中國との協力強化を期待している」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年9月4日