6月11日、スペースシャトル神舟10號は成功裏に発射され、山東省淄博市からの3種類のカラー苗木も神舟10號に乗せられ、宇宙飛行の育苗実験を行う。

「私達は今回北米のカイドウ、ノルウェーの赤いカエデと日本の赤いカエデという3種類のカラー苗木を選定し、神舟10號に搭載して宇宙飛行の育苗実験を行う予定です。カラー苗木の育成は都市の四季にもきらきらと美しい景色をもたらしてくれます。」山東省の著名経典園林の張理事長は、會社が育成しているこの3種類のカラー苗木が宇宙の特殊な環境條件の下で新しい品種を生み出すことに期待していると語った。

張理事長は次のように記者に教えた。カラー苗木に「宇宙を旅行させる夢」を実現するため、彼らは絶えず努力を続けてきた。「これまで、新品種の育成法の研究はみな大學や科學研究機関にたよってきた。サイクルが長く複雑で、運営コストも高かったため、新品種を生み出すのは容易なことではなかった。中國の園蕓技術における宇宙飛行育種技術が世界をリードする中、私達は宇宙飛行通して新品種を育成する便利かつハイスピードのルートを思い付きました。」

今回神舟10號を搭載している北米のカイドウ、ノルウェーの赤いカエデと日本の赤いカエデという3つの品種はすべて外國から導入された希少品種であり、そのうちノルウェーの赤いカエデの観賞期は長く、北米カイドウの栽培面積は大きく、今回の宇宙飛行搭載による苗木育成は、これらの苗木の品種のグレードと適応性を高めることが望める。

「中國網日本語版（チャイナネット）」　2013年6月25日