「人類の良知」とは、地球環境が産業革命以來の人類の活動によってすでに重荷を背負いきれなくなっている狀況で、さらにこれに負擔をかけ、破壊され盡くした地球を後世に殘すことがあってはならないという認識である。
米國のある學者は、2012年から2022年までの「第三次世界大戦」は、中國と米國の間の「革新戦爭」だと述べている。最後に勝つのは英知である。人類の革新と技術とは、人類の直面する本當に重大な問題を解決することへ向けられるべきである。重要なのは人類の生存であり、殺りくではない。
中國のある軍部指導者は3年前、米國防大學の講演で次のように述べた。「中國の経済建設は、13億人の生活の問題を解決し、その暮らしをより良いものにするために行われた。経済建設による資金で武器を裝備し、米國に挑戦しようとするものではなかった。米國人の生活水準は中國人の生活水準の12倍に達する。もし我々がこの資金で武器を裝備し米國に挑戦しようとしても、中國の庶民が認めなかっただろう」
現在の複雑な國際情勢の下、軍備競爭は賢明な策とは言えない。軍事革新を含む「革新競爭」を積極的に推進することこそが上策である。「中國と日本はいつか戦爭になる」のが本當だとすれば、それは「革新戦爭」であるべきだろう。(文:馮昭奎?中國社會科學院栄譽學部委員、日本研究所研究員)
?中國網日本語版(チャイナネット)? 2015年1月26日