中國(guó)と日本の間では1894年の甲午戦爭(zhēng)（日清戦爭(zhēng)）以來、戦爭(zhēng)と平和の問題が矛盾の焦點(diǎn)となって來た。日本がかつて起こした戦爭(zhēng)とその敗戦、戦後は、「過去」の戦爭(zhēng)と平和の問題である。釣魚島をめぐる爭(zhēng)いは「現(xiàn)在」の戦爭(zhēng)と平和の問題である。安倍政権が「憲法修正」で日本を「戦爭(zhēng)のできる國(guó)」としようとしているのは「將來」の戦爭(zhēng)と平和の問題である。安倍首相は昨年、「積極的平和主義」を繰り返し主張したが、これは、100年前に戦爭(zhēng)を引き起こした人々が訴えた「平和は貴いのでこれを守るためには戦爭(zhēng)もいとわない」という論理と同じである。安倍首相は今年夏、第二次世界大戦を記念するための戦爭(zhēng)と平和への政権の見方を発表するとしており、注目を集めている。

このように、中國(guó)と日本の間のほとんどすべての主要な問題は、戦爭(zhēng)と平和という一つの問題につながっているのである。

中國(guó)と日本のあるべき戦爭(zhēng)は「革新戦爭(zhēng)」

米ペンタゴンは10年前、世界の人口は2050年には100億人の大臺(tái)に迫り、2020年までには戦爭(zhēng)が人類の生活を定義するようになり、「すべての國(guó)家の安全問題の根源」となるとの見方を発表した。「2020年までに大きな事件が起こることは間違いない。地球の収容能力が弱まることで、一種の古いモデルが再び出現(xiàn)する。食品や水、エネルギーの爭(zhēng)奪をめぐる全面的な戦爭(zhēng)が世界で勃発し、戦爭(zhēng)が人類の生活を定義するようになる」

だが戦爭(zhēng)が世界の問題を解決する最良の手段なのかとの疑問視する人はますます増えている。戦爭(zhēng)は資源の消耗を加速させ、すでに脆弱な自然環(huán)境をさらに破壊する。日本の右翼勢(shì)力が進(jìn)めている戦爭(zhēng)すれすれの政策の最大の危険は、右翼の政治理念と現(xiàn)在の執(zhí)政者の政治的利益だけを考慮し、現(xiàn)代に生きる人と子孫のためを思う人類の良知を欠いていることである。